あれから1年経って思うこと(悲愴編)
あれから1年経ちました。
ひょっとしてあたしは死ぬんじゃないかと思ってた。
推しの炎上は、それほど衝撃的だった。
彼の不倫・中絶強要の報道があってから、ライブの中止など他のメンバーのファンへの影響もあった。
「あいつがあんなことしなければライブが中止にならなかったのに」というツイートを何度も見かけた。彼を許さない、とのツイートも。
そういう意見は仕方ないと思った。そして、なぜか「申し訳ない」気持ちになった。
何に対しての申し訳なさなのかはわからないけど、彼の仕出かしたことやライブの中止に責任を感じていた。
そんな恨まれるようなことをした彼のことを「推していた(いる)」ともおおっぴらにも言えず「バンドはまだ未練があるけど推していたメンバーが炎上したんですよね〜」と苦笑い気味に自己紹介をするようになった。
(そして微妙な空気になる笑)
今回の件について不倫相手の女性が被害者面するのはおかしい、確かに彼に落ち度はあったけど、不倫相手だって加害者だろうと思う気持ちもあった。彼の奥様からするとどちらも加害者なのだが、1ファンの立場からすると不倫相手は果たして加害者なのだろうか。
有名人なんてちょっとググれば結婚してるのかなんてすぐにわかる。なのになぜ関係を持ってしまったんだろう。彼だけが悪いわけではないのではないだろうか。そう思いたかった。
自分が同じ立場だったら?
絶対絶対断れる自信ある?
一生に一回の機会かもしれない。
そう思うと不倫相手のことを責める気持ちになれなくなってしまった。
それにしても出るわ出るわ、彼の過去の女たち。
リークする方もどうかと思うけど、リークの内容がまた不誠実な内容ばかりで、結婚した奥様が気の毒になった。
そこから、彼の言動って
・悪者になりたくない
・嫌われたくない
が根本にあるのではないかなー…と思った。
そんなんでよく「芸能人」やってられたなと思うけど、多分見知ってる近しい人には嫌われたくないだけで、そのなかに「ファン」は入ってなかったんじゃないかな。
今回の件でそれが浮き彫りになってしまった。
あると思ってたファンと演者の絆みたいなのはなかったんだと思い知らされた。
そうすると、今度は怒りがわいてきた。