「ぺしみずむ」がすきになれないと思った話
鬼龍院さんの結婚に寄せて。
結婚が発表されてからなんてどうとだって言えるけど、せっかくなので投稿しておく。
これは「ぺしみずむ」をきっかけとしたあたしの妄想…というより違和感を書き綴ったものです。
ゴールデンボンバー2019年のツアー「地方民について本気出して考えてみた」で初めて発表された「ぺしみずむ」。どうにも当時すきになれなかった。
いちファンのあたしが「嫌だ‼︎!」と思ったからって、鬼龍院さんの創作を阻害することはないだろう。
あたしは鬼龍院さんの曲は基本的に全肯定したい、と思っている気が狂ったファンだ。自覚してる。
そして、鬼龍院さんがそんなこと考えてないなんて言いそうなことまで考えてしまうようなこじつけだいすき人間。
そんなあたしが聴いたとき「嫌だ‼︎」と思ってしまった。
前提:曲の主人公は鬼龍院さんとして考える。
①好きになったんだから仕方ない 僕は君が好きだ
…鬼龍院さんってそんなこと言うひとだったっけ⁇
すきになったことをこねくり回すひとだと思っていたんだけど…。
②出会いは真夜中のバーで
鬼龍院さんってバーとか行くの?
どうせ会員制のバーでしょ?(なんだそれ)
磯丸水産行ってるっていうのは嘘だったんだな‼︎
なんだか出会い方がやけに具体的だなぁ。
③君にどんな過去があろうと 君にどんな今があろうと
そこに悶々と悩むのが鬼龍院さんじゃなかったの??
なんですんなり受け入れてるの??
④ソイツはきっと同業者 せめて別ジャンルがいい
あら、もしかしてお相手は業界に詳しい方??
⑤いつも君が頼む 苦くてまずい癖のあるお酒
いつも、ってことは何度も会ってるんだなぁ。
⑥「美味しいね」って 僕は嘘をついた
酔わせてモヒートと一緒じゃん…なんで女が飲んでるのと同じ酒頼むんだよ…。
⑦君にどんな壁があろうと 君とどんなズレがあろうと
だから、それをううう…うまくいかないって思うのが鬼龍院さんじゃなかったの??
好きになったんだから仕方ないで受け入れちゃってる…。
⑧惚れたなら「めでてーな!」でいいじゃない
これは私たちファンに対して言ってる??
それともウジウジしてる自分に対して??
⑨見えない敵と連日連夜場外乱闘 シニソウ
そう‼︎私が知ってる鬼龍院さんってそういう感じ。
見えない敵って元カレもあるけど、自分の自意識とか劣等感とかそういうのもあるよね。
⑩好きになったんだから離さない
自分よりいい男なんていっぱいいるよね、いつか離れても仕方ないよねってスタンスだったじゃんどうしたの??
まーまーまー違和感だらけで、なんだか肌が毛羽立つほど嫌な感じ・違和感がしたんです。
今までの自信がない、ひねくれてねじまがった鬼龍院さんじゃない。なんだか自信や男らしさを滲ませる感じ。
神様だと思ってたけど、急に人間だって言われたみたいに頭ぶん殴られた感じ。
同じくお酒が出てきてバーが舞台であろう、酔わせてモヒートと違って「嫌われるかも」とか「僕たちってどういう関係⁇(関係の分析)」って考えてないし、自分のことは取り繕おうとしてないし、出てくる言葉がいやに具体的で変だ変だと思ってた。
鬼龍院さんの曲って付き合うまでのすきかも…すきかな…どうしたら付き合えるんだろう、どうなるんだろうってウジウジ気持ちをこねくり回してる感じか、すきだけど相手に別のすきな人ができた‼︎失恋‼︎あいつに比べて俺は…って感じが多かったので違和感があった。
いろんなことを今まではこねくり回してたのに「好きになったんだから仕方ない」ってある意味開き直ってるのが変だと思ってた。
最初は、いやこれって前提が間違ってるんじゃないのかな⁇
周りの人の体験談とか、架空の人物の物語を歌詞にしたんじゃないのかな⁇
って思おうとしてたんですけど…結婚。
しあわせになって欲しいって思ってる自分ももちろん居ます。
居るんですけど、鬼龍院さんの失恋や恋愛がうまくいかない曲がすきなので新曲で失恋ソングとか聴いても「でも、この人結婚してるんだよなぁ…」って思っちゃいそうで、そこがとても怖い。
結婚したことはおめでとうって思う。
今更だけど鬼龍院さんのことすきだし、誰のものにもならない神様みたいな存在だと思ってたんだなと自覚させられました。
今更、こんなこと自覚したくなかったよ…。